慰謝料を得れる証拠とは
慰謝料を得れる証拠とは、法律的根拠を持っている証拠です。
(要は裁判でも負けない証拠です。)
法律上、浮気の証拠とは、不貞の証拠です。
不貞とは性行為です。
同じ相手と毎日食事をしただけでは、
不貞の証拠としては認められず、慰謝料を得れません。
行為の瞬間を撮影出来れば、一度で済みますが、現実的に無理です。
裁判で勝てる証拠となりますと、過去の判例からは、
ホテルなどですと、三回程度出入りの確認が必要となります。
(ただ、最近では地裁判決で一度程度の出入りで不貞を認めた例もあります。)
三回程度必要な根拠として、ホテルへの出入りは性行為の推認になります。
一度や二度ですと、推認の根拠として薄く、裁判では認められない可能性も高くなり、慰謝料を得られても、大幅な減額になります。
一般的に見れば、「一度のホテルの出入りで浮気でしょう」と思う方は大多数ですが、
実際に中で何をやっていたかわからない以上、裁判では認められないのです。
(「具合が悪くて休んでいただけだ」と、言われればそれまでです。)