暴行無罪事件 ラインのやり取りで発覚
スナックを経営する中国人女性(57)を殴ったとして暴行罪に問われ中国人の元女性従業員(52)が起訴された。 この起訴された根拠(証拠)として採用されたのは、別の中国人従業員と客が暴行現場をみたという証言だ。 事件の概要は、従業員は2014年9月、未払い給与の支払いを巡って経...
2017年4月10日
不貞行為の損害賠償請求の時効
不貞行為の損害賠償請求権は、相手方2人いることが多いです。 配偶者と浮気相手の2人です。 ※場合によっては配偶者、浮気相手に対して損害賠償が成立しない場合があります。 詳しくはこちらのブログをご覧ください。 不倫相手に慰謝料を請求できない場合...
2017年3月29日
小売商業調整特別措置法訴訟
小売商業調整特別措置法の定める小売市場の許可制が憲法22条の営業の自由に反しないかが争われた。 小売商業調整特別措置法3条1項 政令で指定する市(特別区を含む。以下同じ。)の区域(以下「指定地域」という。)内の建物については、都道府県知事の許可を受けた者でなければ、小売市場...
2017年3月26日
石に泳ぐ魚事件
小説の「石に泳ぐ魚」のモデルとなった原告が顔面の腫瘍などを執拗かつ苛烈に描写されたことに、名誉・プライバシーを侵害されたとして、小説の出版差止め等を請求した。 日本国憲法 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 最高裁は、...
2017年3月24日
相模原市入浴施設事件
先日、3/21日、相模原市の入浴施設で痴漢行為を行った男が逮捕された。 男は、色つきのお湯が入った浴槽の中で女児(6歳)の下半身を触ったとされており、容疑を認めている。 色つきのお湯の中での犯行行っており、犯行の発覚を隠しながら行っていた。犯行当時は、周囲に他のお客さんいた...
2017年3月23日
大阪市屋外広告物条例事件
橋柱、電柱等へのビラ張りを禁止する大阪市屋外広告物条例が憲法21条に違反しないかが問題となった。 最高裁は、 「大阪市における美観風致を維持し、および公共に対する危惧を防止するために、屋外広告物について必要な規制をしているのであり、この程の規制は、公共の福祉のため、表現の自...
2017年3月20日
名誉棄損と表現の自由
名誉棄損は刑法230条で規定がなされている。 刑法230条公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しな...
2017年3月18日
外務省秘密電文漏洩事件
小説やTVドラマにもなった「運命の人」のモデルとなった判決です。 外務省の機密事項を、新聞記者が外務省女性事務次官から男女の肉体関係に乗じて入手し、社会党議員に流したため、事務次官と記者が国家公務員法違反に問われた。 最高裁は、取材の自由が憲法21条の精神に照らし尊重に値す...
2017年3月15日
石井記者事件
汚職事件にたいして情報漏洩が疑われた石井記者が、裁判所から取材源を証言するように要求されが(取材源の秘匿のため宣誓証言を拒んだ)取材の自由(憲法21条表現の自由)をもとに拒絶できるかが争われた。 刑事訴訟法161条 「正当な理由がなく宣誓又は証言を拒んだ者は、十万円以下の罰...
2017年3月13日
TBSビデオテープ押収事件
犯罪捜査のために司法警察員が行った放送済み取材ビデオテープの差押え処分が憲法21条に違反しないかが問題となった。 放送内容は反社会組織による恐喝や暴行の現場も撮影されていた。この映像をもとに警察は反社会組織の組長らを逮捕した、その証拠としてTBSの録画テープを差し押さえまし...
2017年3月10日























